地球温暖化と都市高温化を嘆く!

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help リーダーに追加 RSS 異常高温続く11月! -西日本・南西諸島-

<<   作成日時 : 2008/11/01 10:20   >>

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異常高温で幕を閉じた10月。9月も異常高温で、これでこの秋総合も異常暖秋はほぼ確実視される。11月に入ったが、一向に晩秋らしい寒波の訪れはなく、11/1、今朝の最低気温も南大東島25.0℃(+4)、与那国島26.0℃(+5)と、11月の熱帯夜!!!通常いくら南の島とはいえ、11月に熱帯夜を記録することはごくごくまれであり、いかに今年の異常暖秋がひどいものであるか、データから明瞭。10月後半も真夏日や熱帯夜が頻繁に出現していた。

1ヶ月予報演算では、少なくとも11月中旬くらいまでは南西諸島の異常高温は持続すると予測されている。
本州上や北日本の500hPaでは少し寒気の入りやすい状況を演算は示唆しているものの、低偏差は現平年比であり、範囲は広いものの、偏差もごく小さい。500hPaの北半球規模の大局的な流れは、日本付近に強い寒気を本来ならば南下させるのに都合の良い流れではある。

しかし数値予報演算はそのまま読むと大きな落とし穴が待っている。
ここで寒波好きな人間は、11月こそは寒くなる・・・・と読みたい気持ちになるものだ。
関東A氏ブログを見るとその気持ちが、数値予報演算のわずかな低偏差を過大解釈していると個人的には感じる。
彼は気象庁の長期予報を『恣意的』と評しているが、個人的な意見を述べれば彼よりもはるかに真っ当な解釈を気象庁が判断したと考える。最近5年の11月は、昭和の従来と比較すれば高温側に傾いていることは事実であり、数値予報演算も、そのまま読むのではなく、そこに予報官の解釈を加えるのは当然のこと。

気象庁は近年の異常高温の多発、および人為による地球温暖化の影響を、数値予報の生の演算に加えて解釈しているという意味で、私は大きく評価する。ようやく分かったか(笑)!という感じ。

関東A氏には、データをそのまま読むのではなく、それをどう解釈するのか?という点に、注目してほしい。
近年の異常高温の多発は地球温暖化がほぼ100パーの原因であり、秋の高温出現確率もかなり高い。
そしてこれは現平年値比較であり、1961-1990比較ではないため、低温予想が大きめに出る。
しかもしかもしかもぉー、11月の中旬くらいまでは500hPaが低偏差なのに、850hPaでは高温偏差になっていること! これは地球温暖化による下層の温暖化を意味している! つまり冬型で、500hPaの流れが寒気南下を強く示唆していても、地表面気温が低温になることが保証されない!!! 近年はこの傾向が明瞭であり、特に南西諸島から西日本では、11月も顕著な高温が少なくとも中旬までは続く確率が非常に高い。

北海道ではしばしば一過性ながら強い寒気が南下するチャンスは比較的多いと考えられる。
これはGFS中期でも強く示唆しているため、北海道は平年並みの寒さになると考える。

目先11/3夜遅く〜11/4にかけて、北海道西部や内陸を中心に降雪し、平地でもうっすら〜数センチの積雪、内陸山間部アメダスでは20-30センチ程度の積雪がありそう。また西から北西の風がかなり強く、平均で13メートル程度の強風に注意。

11/8前後にも北海道に寒気が入ってきそうで、気温はさらに低下、札幌付近で積雪のチャンス。

GFSでは中旬もしばしば北海道に寒気が南下しやすい傾向を示唆。

関東A氏は、明らかに事前の予報を低めに出していて、実況はそれよりも高温に経過することが非常に多い。一定の低温バイアスを強く掛けている。気象庁は、予報の精度は相対的に高く、統計的にも有意な恣意を長期予報に掛けている。

勿論、気象の世界は何が起こるか、わからない。
このような考察でも、思ったより低温側にぶれて、結果として今回だけは、関東A氏に久しぶりに軍配が上がるかもしれないし、私は中・長期の高温予測を100パーセントの確実性を持って、断言はしない。

しかしながら近年の地球温暖化は、結果として長期予報よりもより高温側にぶれることが多く、例え500hPaが低偏差であったとして、850hPaや地上気温が高めに経過する事例が2007年以降、極端に目立っていること!
このあたりをしっかりと考察してほしい
と思って、記事にした。

統計的に妥当なものは何か?という目線が必要である。
近年の気候は地球温暖化や都市化の影響を無視しては絶対に語れない。
このことはしっかり肝に銘じておくべきであろう。

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